当院のインプラント
当院のインプラントは、京セラとストローマンの2社の製品を導入しています。
ここでは、
①数あるインプラントメーカーの中でなぜこの2社なのか?
②両者メーカーの共通項は何か?
③選択の基準は?
④当院のインプラントの特徴に関して話していこうと思います。
①なぜ京セラとストローマンのインプラントなのか?
京セラのインプラントに関して
京セラは、京都に本社を置くセラミックや通信機器などを広く扱う誰もが知る日本のメーカーで、京セラドームや京セラ美術館などでも有名ですね。意外と知られていないかもしれませんが、京セラは医療機器製品にも力を入れており、整形外科領域での人工関節などインプラント製品も展開しています。同じ運動器分野として歯科領域にも歯科用インプラント製品を展開しており、国内メーカーとしてはシェア1位です。
ストローマンのインプラントに関して
ストローマンは、ITIというインプラントにおける学術組織が元となりインプラントの製造を行っているスイスのバーゼルに本社をおく会社です。世界トップシェアのメーカーで、日本でも多くの医院で導入されているメーカーです。
②両者のインプラントメーカーに共通していること
京セラもストローマンも共通していることは研究をしっかり行っており、新しいコンセプトのインプラント体を開発していることだと思います。さらに製造ラインも安定しています。安心してお勧めできるメーカー、インプラントです。
③選択の基準
選択の基準は大きく分けて2つと思います。一つめは、金額。二つ目は使われている量 (シェア)です。当院で付加手術をしないでインプラントを埋入し、上部構造 (人工の歯)まで入れた場合の金額は、京セラで407,000円、ストローマンで440,000円です(上部構造の種類で異なることがあります)。シェアに関しては意外と重要で、患者さんが転院するなどがあった場合に重要になります。ストローマンは国内でもかなりの歯科医院で導入しており、上部構造の緩みやリプレイスが必要になった際も比較的容易に医院を探すことができますし、固定用の器具がある医院も多いと思います。一方、京セラも導入している医院は多いとはいえ、ストローマンほど多くはないのが現状です。インプラント自体は構造が似ているものの、上部構造を固定するシステムは各社異なり、そこは注意する必要があります。
患者さんとお話ししていて、どのインプラントにするかに関してはほぼ皆さん悩みます。その際に、いつも車の例え話をします。トップシェアの外車か国産車どちらを選ぶかみたいな感じですよ。みたいな説明です。基本的にはどちらを選んでも機能的には大きな違いはないと思います。
④当院のインプラントの特徴
当院はインプラントをする施設としては、標準的な設備を持った歯科医院かとは思います。インプラントに関しては、大学病院、総合病院、歯科医院にて多く経験してきましたし、難しい症例の処置も行ってまいりました。
当院が最も大事にしているのは、患者さんとの人間関係です。インプラントは歯科治療や歯科疾患管理の一つの治療の選択肢に過ぎないと思っています。インプラントを強く勧めたりは基本的にしません。選択肢の中で、患者さん自身が選んでいただければと思います。その中で、インプラントを選ばれた際は責任持ってやりますし、ベストな選択肢ではない場合は、お断りもします。何がいいかを患者さんとよく話して決めていきます。
最後に、数ある歯科医院の中からどこを選べばいいか?という質問をよく聞かれます。私はいつも、料金やインプラントメーカーなどではなく、信頼できると思った先生にやってもらうのがいいのではないですか?とお答えしています。メンテナンスをしっかりしていればインプラントは20年以上もちます。責任持って診ていただける先生、信頼できる歯科医院にてやることをお勧めしますし、インプラントだけでなく、う蝕・歯周炎の管理も責任持ってやってくれる歯科医院でやるのがいいのではないかと思います。当院は患者さんの口腔全体の管理を責任持って行うことをポリシーにしています。
何かお困りのことございましたらご相談ください。