ずっと使える
インプラントを目指して・・・
インプラントは10年、20年、それ以上と長く使う ことが出来ます。ただし長持ちさせるには、セルフケアと歯周病に対してのメンテナンスが欠かせません。当院はお口の「将来」を見据えたインプラント治療を信念に、セルフケアの指導とメンテナンスにも責任をもって取り組んでいます。
インプラント治療とは?
まるで自分の歯のように、しっかり噛める歯にやむを得ず歯を失った場合にも、ご自身の歯に近い機能を再現できる治療法です。歯を失った部分のあごの骨に人工歯根を埋め込み、そこに人工歯を被せます。インプラントはあごの骨に固定されているため、入れ歯のようにずれることがなく、ブリッジのように周りの健康な歯を削る必要もありません。さらに、金属の留め具などもないため、自然な見た目が実現できます。
このような方におすすめです
- 自分の歯のような自然な見た目にしたい
- 入れ歯のお手入れが面倒
- 自分の歯のような噛み心地がほしい
- 義歯を入れたいが、周りの健康な歯を傷つけたくない
- 入れ歯が合わない、しっかり噛めない
インプラント治療の
メリット・デメリット
インプラント治療のメリット
- 自然な見た目
- 自分の歯に近い噛み心地
- 周りの歯や歯ぐきに負担をかけない
- 入れ歯よりもずれずにしっかり噛める
- メンテナンスをきちんと行えば、長期に使用できる
インプラント治療のデメリット
- 外科手術が必要
- 自費診療のため、比較的高額になる
- 平均約半年~1年の治療期間がかかる
- 顎の骨量が足りない方は治療を受けられない場合がある
- 持病のある方は治療を受けられない場合がある
インプラント治療の流れ
1治療相談・診査・診断
まずはカウンセリングを行い、患者さんのご希望やお悩みをうかがいます。口腔内診査やなど簡単な診査を行い、インプラント治療についてのご説明を致します。当院での検査を希望される場合、レントゲンやCTをはじめとする精密検査を行い、インプラントの土台となる顎の骨の厚みや幅を確認します。検査結果に基づき、治療方法・治療計画をご提案し、ご納得いただけましたら治療を開始します。
※当院では数種類のインプラントメーカ−のインプラントを用意しています。料金や特性をご説明の上患者様に選択して頂きます。
※骨量が少なくインプラントが難しいケースも、骨造成手術(GBR法)、ソケットリフト、サイナスリフトを行うことで埋入が可能になることもありますので、当院で一度ご相談下さい。
2インプラント治療の前処置
外科手術を伴うインプラント治療を成功させるためには、お口が清潔でなければなりません。
そのため、むし歯・歯周病がある場合はそちらの治療を先に行います。治療の順序に関しても患者様と相談の上決めていきます。また、インプラントを支える骨の量が足りない場合は、まずは顎の骨の再生治療 (サイナスリフトやGBR)を行うケースもあります。複雑な骨の形態の場合や複数埋入が必要な場合などは、サージカルガイドを準備します。
3埋入手術
麻酔のうえ、歯を失った部分の歯ぐきを切開し、顎の骨に穴を開けてインプラントを埋め込みます。
4安定期間
一次手術後、約2ヶ月~4ヶ月の安定期間を設けて、インプラントを骨の中にしっかりと接合させます。安定期間の長さには個人差があります。食事にご不便を感じないよう、安定期間に仮歯や仮義歯をお使いいただくこともあります。
5二次手術・人工歯装着
骨とインプラントの結合が安定した後、歯肉の形態を整える2次手術を行い、歯肉の治癒を確認します。スクリュー固定の場合、この段階で型を取り、アバットメントと一体型の人工歯を装着します。セメント固定の場合、アバットメント装着後に型を取り人工歯を装着します。
※仮歯で経過を見る場合もあります。
6定期検診・メインテナンス
治療完了後は、定期的な検査 (1ヶ月、3ヶ月、半年)を行います。
※検査の間隔は、お口の状態などで変わります。
インプラントは入れるとき以上に、その後のメンテナンスが大切です。定期的なチェック・適切なクリーニングができていないと、最悪の場合せっかく入れたインプラントが使えなくなってしまいます。長く、快適に使うためにも、定期検診でしっかりメンテナンスを行いましょう。
※定期的なメンテナンスに来られない場合、保障ができかねる場合がございます。予めご了承ください。
インプラントを
長く使用するために
インプラントを長持ちさせるためには、定期的なメインテナンスが欠かせません。清掃が行き届かないと、インプラントの周囲に歯垢(プラーク)が溜まり、細菌が増殖してインプラント周囲炎を引き起こす可能性があります。これは天然歯における歯周病と同様の状態です。定期的な歯科医院でのクリーニングや、自宅での適切なブラッシングとフロスの使用が重要です。また、タバコやアルコールの摂取を控え、健康的な生活習慣を維持することも大切です。インプラント治療は、高度な技術と丁寧なケアが求められるため、信頼できる歯科医院に相談することをおすすめします。
インプラント治療の
医療費控除
医療費控除とは、1年間に医療費を10万円以上支払った場合に(総所得金額が200万円以下の人は総所得金額の5%)一定の金額が所得控除を適応できます。医療控除を受けられると、税金を抑えることが可能になります。自費診療となるインプラント治療も含まれます。その他、通院費も控除されます。ガソリン代や駐車場代は出ませんので、ご注意下さい。日々、診療明細書や領収書でいくらかかったかをまとめておくと、医療費控除前に焦ることなく行えます。実際の詳しいやり方については、お近くの税務署などでお聞き下さい。